『暗黙知の次元』要約

暗黙知の次元』 isbn:4480088164

  • 第I章 暗黙知
    • 私たちは、要素から全体に向かって注意を移し、全体の中に要素を感知する、これが暗黙知である
    • 近代科学は私的なものを完全に排し客観的な認識を得ようとしているが、暗黙知を排した近代科学というものは成り立たない
  • 第II章 創発
    • 上位原理は下位原理に依拠して機能する
    • 下位原理は上位原理について明らかにすることはない
    • 下位原理は上位原理に制御されて機能する
  • 第III章 探求者たちの世界
    • 科学は権威と、彼らの間の暗黙の常識に基づいている
    • 道徳は社会に基づき、意見の相違の大きい諸集団が互いに評価を応酬し合うことによって作られる


栗本慎一郎と比べるとシンプルなつくり。本のページもそんなにないしな。

  • 物理学・化学→生命・工学
  • 社会・権威→道徳

書いてある層の構造はこの二つだけ。