2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

松岡正剛『17歳のための世界と日本の見方』『誰も知らない世界と日本のまちがい』要約

『17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義』isbn:4393332652 『誰も知らない世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義』isbn:4393332717

場としての公共性と共有財

さて、公共性の主体としての政府や政党やメディアやNPOの話をしましたが、 客体としての公共性について考えると、地球的公共善=財、という観点に至ります。 政治は政府があればいいのではなく、政策が成功して結果を出さなければなりません。 メディアやNPO…

公共的な主体としての政府と公共性

個人同士・集団同士の関係では、どうしても対立が避けられません。 これは必然なのでしょうがないのですが、放置しておくと公共性が損なわれるので、 利害調整をして公共性を保つべく、政府の存在が要請されます。 では、政府が公共性の全てを利害調整できる…

『公共哲学とは何か』様々な論点

西洋の近代的な個人主義 戦後盛んになったコミュニケーション論 コミュニタリアンによって復権させられた共同体 現在もホットな異文化交流論 公共性を担保していた古典的な主体である政府やその他公共的な主体 より大きな公共世界を目指すための共有財

『公共哲学とは何か』要約

『公共哲学とは何か』isbn:448006169X 公共性とは何か? 個人や集団にとどまらない、社会全体に関する性質です。 でも、個人や集団を度外視して社会を論じてもしょうがない。 個人や集団を掬い取って公共性を実現する必要がある。ではどうすれば実現できるの…

『コミュニティ論』要約

『コミュニティ論』isbn:4595113641