- 西洋の近代的な個人主義
- 戦後盛んになったコミュニケーション論
- コミュニタリアンによって復権させられた共同体
- 現在もホットな異文化交流論
- 公共性を担保していた古典的な主体である政府やその他公共的な主体
- より大きな公共世界を目指すための共有財
社会全体においては、個人・集団、その利害調整をする公共的な主体がアクターとして存在し、
それら同士の関係も考慮されなければならないため、どうしても論点が多岐にわたりがちです。
それらについて過不足なく考えるためのきっかけを、この本は与えてくれます。
特に政府と公共性についての議論が、注意深く分けて行われていることが重要です。