『脳と気持ちの整理術』要約

『脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める』isbn:4140882506

意欲:意欲を高める

  • 少しずつコツコツやって少しずつ結果を出す
  • 興奮を意欲に変えるために、予定を立てて何をするか整理する

思考:混乱しているときの対処方法

  • 状況を把握する
  • 整理する
  • 段取りを決める

記憶:記憶を強化する

  • 入力した情報は出力して確認する
  • その日のうちに復習する
  • キーワードを拾いながら読む
  • 意見と論拠を押さえる
  • イメージ化する、体験と結びつけると大量に覚えられる

連想:アイデアを生み出す

  • 目的意識を持って情報を入力して整理し、制約の中でアイデアを生み出す
  • 会議でアイデアを片っ端から出してホワイトボードに書き出す
  • 脳を休める
  • イデアの前提となるもの
    • 既存の教科書的な考え
    • 自分の考え
    • 社会の現状
    • 現場の個々の事例
  • イデアを出す時に気をつけること
    • 前提条件が明確か。誰に対してか、何をすべきで何をしなくていいか
    • 設定したゴールが現実と合っているか。決め付けはないか

感情:気持ちの整理

  • 感情を発生させる刺激を量的にコントロールする
    • 楽しいことをすることでバランスを保つ
    • 激しい感情の後には感情の発生しない期間を作る
    • 嫌なことは完全になくせないので、ある程度は受け入れる
  • 脳に入力された情報・記憶に対する解釈を変える
    • 他人の立場で考える
    • 社会全体のバランスを考える
    • より長いスパンで捉える
  • 精神的にタフになる
    • 自分を理性的にコントロールする
    • 人生に目標を持たせる
    • 誰かの役に立つ

結論

  • 時が来るのを待つことや、一歩ずつやることを心がける

この本では、意欲・思考・記憶・連想・感情など、
どの精神機能でも共通するテーマとして、
「少しずつやって結果を出す」ということがあります。


慌てる若者の私には耳が痛いですね。
何でも一気に解決したいと思っているのですが、やはりコツコツやるしかないんですね。
分かりました。コツコツやりましょう。現に今やってるしな。