情動・プルチックの情動立体

情動に関する理論。
情動の進化論的立場から、基本的情動を8種類に分け、各情動を環状に配置した。
各情動は、中間項や強度によって、さまざまな感情となる。
各基本的情動(強度:大)はだいたい以下の通り。

  • 歓喜(生殖行為をする・所有する)
  • 愛慕(生殖行為を受け入れる・世話をする)
  • 恐怖(逃げる)
  • 驚愕(止まる)
  • 悲嘆(助けを求める)
  • 嫌忌(避ける)
  • 激怒(攻撃する)
  • 警戒(調べる)


また、歓喜-悲嘆、愛慕-嫌忌、恐怖-激怒、警戒-驚愕は対になる。
対になるものが同時に生起した場合、拮抗状態を示し、一様に

  • 葛藤(ストレス、欲求不満)

として表現される。


疑問:社会的要素の強い感情(ex.罪、恥、義務感、軽蔑、自尊心、嫉妬etc)はそれぞれどこに位置するのか?
それらを表現するためにはまた別の尺度が要る?