469人類学
○その他のいろいろ
○メインのいろいろ
ヒース『ルールに従う』のことを知ったのは、Twitter上でのことでした。 しばしば、互恵的利他主義=助け合いが道徳のコアであるという主張がなされます。ですが、この本の説明で、「チンパンジー等の互恵的利他主義は、人間的な道徳の特徴である広範な協力…
人類進化の700万年 (講談社現代新書) 「人間性、人間らしさって何だろう?」「人間を構成している要素、人間とは中立な要素、人間に固有の要素って何だろう?」ということを追及するためにここしばらく読書していますが、これもその一環です。 この本の特徴…
ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか 人間らしさとは何か? ということを、ヒトが生まれた後の歴史を通じて読む本です。 「始まりの」人間らしさが分かると言う訳ではありませんが、「その後の」人間らしさを理解するのにはいい本です。 ヒトが生まれてか…
要するに、ヒトを構成している要素と、ヒトと中立の要素と、ヒト固有の要素とは、いったい何なのか? 基準は三つ。 即ち、類人猿にあってヒトに(初期から今まで一貫して)ある要素は、ヒトを構成している要素。 類人猿にあるが、初期のヒトになく、今のヒト…
人間らしさとはなにか?―人間のユニークさを明かす科学の最前線 マイケル・S・ガザニガといえば分離脳患者(手術上の理由で右脳と左脳の間の脳梁を切り離した患者)の研究者であり、神経倫理学というジャンルの第一人者であり、神経科学の指導的存在の一人で…
『人類の進化史』isbn:4061596829
『人間性はどこから来たか サル学からのアプローチ』isbn:4876988269